リソグラフ風・印刷物風の加工とは

「リソグラフ」は、写真や図版を色ごとの版に分けて、1色ずつインクを刷り重ねる簡易印刷の方式です。 版画に近い工程のため、色ごとの位置が微妙にズレる「版ずれ」や、インクが重なった部分にできる混色、 インクのかすれが独特の味わいになります。デジタルの写真とは違う、手仕事らしい質感が魅力です。

もうひとつの要素が「網点(ハーフトーン)」です。濃淡を、小さな点の大きさや密度で表現する印刷の しくみで、新聞紙面の写真や漫画のスクリーントーンなどでおなじみです。かみとインキは、この 「版ずれ」と「網点」という2つの特徴を、ブラウザの中で再現するツールです。インストール不要・ 費用もかからないので、気軽に試せます。

ソフトを入れずに、写真を印刷物風にする

この手の加工は、本来はPhotoshopなどの画像編集ソフトで、ノイズを足す・色ごとに版を分けてズラす・ 紙のテクスチャを重ねる、といった手順をひとつずつ組み立てて作るものです。かみとインキは、その 工程をプリセットとしてあらかじめ用意しているので、写真を選んでプリセットを選ぶだけで、 同じような雰囲気に仕上がります。プリセットは16種類あり(画面には代表的な8種類を表示)、 網点の形も丸・線・クロス・砂目から選べます。2〜4色への分版、版ずれの調整、紙の質感の重ねがけ、 切り抜きやフレームの追加まで、ひととおりの調整をブラウザだけで行えます。

インストールや会員登録は必要ありません。ブラウザを開けばすぐに使えます。選んだ写真はお使いの 端末の中だけで処理され、サーバーには送信されません。

使い方

  1. 写真を選ぶ — 端末の中の写真を選びます。手元に写真がなければ、サンプル画像で試すこともできます。
  2. プリセットを選ぶ — 用意されたプリセットから、好みの色味・網点の雰囲気を選びます。
  3. 「しあげ」で調整する — 網点の細かさ・かすれの強さ・版ずれの量、紙の質感、切り抜き・フレームなどを、好みに合わせて微調整できます。
  4. 保存する — 仕上がった画像を保存します。PNG・JPEGから形式を選べ、サイズも「そのまま」「長辺2048px」「長辺1080px」から選べます。背景を透明にして保存することもできます。

スマートフォンのブラウザでも、同じように使えます。

用語の意味

網点(ハーフトーン)
色の濃淡を、点の大きさや密度で表現する印刷のしくみです。離れて見ると、濃淡のあるグラデーションに見えます。
版ずれ
色ごとの版を刷り重ねるときに生じる、わずかな位置のズレのことです。輪郭が二重に見えるような効果になります。
かすれ
インクが均一にのらず、一部が薄く抜けたようになる状態です。手刷りらしい質感を生みます。
ドットゲイン
紙にインクが染み込むことで、印刷された網点が実際より大きく(濃く)見える現象です。
分版
1枚の画像を、刷る色の数だけ版に分けることです。かみとインキでは2〜4色に分解でき、色数を減らすほどリソグラフらしい雰囲気に近づきます。
2色刷り・3色刷り
使うインクの色数のことです。色数が少ないほど、リソグラフらしい独特の混色が出やすくなります。

よくある質問

無料で使えますか?
はい、無料です。会員登録も必要ありません。
写真はアップロードされますか?
されません。選んだ写真はお使いの端末(ブラウザ)の中だけで処理され、サーバーには送信されません。
スマホでも使えますか?
使えます。スマートフォンのブラウザからそのままアクセスして、加工から保存まで行えます。
印刷(Tシャツやポスターなど)に使えますか?
網点用・ベタ用・刺繍向けの分版データや、背景を透過した画像を書き出す機能があります。ただし、 印刷所への入稿データの作成や、CMYK専用データの書き出しには対応していません。実際に印刷する 前には、必ずご自身で小さく試し刷りをして確認してください。
商用利用はできますか?
できます。加工した画像は、利用規約により個人利用・商用利用を問わず自由にお使いいただけます。 ただし、加工結果の品質は保証していませんので、実際に商品化・印刷する前には、必ずご自身で 確認してください。